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久保総长 年头の挨拶(2018年1月1日)

総长式辞?挨拶等

年头の挨拶(2018年1月1日)

九州大学総长   久 保 千 春

新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお庆び申し上げます。

さて、昨年一年を振り返ってみますと、国内外でさまざまな出来事がありました。まず、海外における主な出来事を振り返ってみたいと思います。1月にはアメリカトランプ大统领就任、2月北朝鲜ミサイル発射実験11月まで15回、3月韩国朴大统领弾劾?逮捕、5月フランス大统领选マクロン氏当选、などがありました。
国内では、森友学园や加计学园问题、7月には九州北部豪雨灾害、「冲の岛」の世界遗产登録、9月には众议院选挙などがありました。また、天皇陛下の退位が平成31年4月30日と决まりました。

こういった国内外の状况にあって、九州大学における昨年の出来事について述べたいと思います。1月には113番元素を発见された理学研究院?森田浩介教授が朝日赏を受赏、九州大学エネルギーウィークを开催しました。2月には九州経済连合会の麻生泰会长との共同代表として「九州?大学発ベンチャー振兴会议」を立ち上げました。地元公司や経済団体と一绪に大学発のベンチャーを支援していきたいと思います。3月にはベトナムを访问し、ベトナム国家大学との协定や九州大学ベトナム同窓会に出席しました。4月には学园通线が开通しました。5月には梶山千里元総长、笹月健彦特别主干教授の叙勲、糸岛市、セトル株式会社、株式会社西日本シティ银行および株式会社西日本フィナンシャルホールディングスとの协定による九州大学国际村构想、6月には九州大学の学生サークルとして起业部が発足しております。7月には九州北部豪雨灾害がおこり、それに対して「灾害调査?復旧?復兴支援団」を结成し、现在まで支援を続けております。8月には共创学部の设置认可がおりました。9月には法科大学院施设が六本松421に开所されました。10月には伊都キャンパス南口が开通、福冈県、春日市と环境省の支援による「温室効果ガス排出削减に係る连携と协力に関する包括协定」を缔结しました。11月には理学研究院?森田浩介教授が西日本新闻文化赏を受赏、最先端有机光エレクトロニクス研究センター?安达千波矢教授が仁科记念赏を受赏しました。12月には法学研究院?河野俊行教授が国际イコモス会长に就任しました。

本年平成30年には次のような事が予定されています。

  • 1月
    エネルギーウィーク2018
  • 3月
    第2回九州?大学発ベンチャー振兴会议
    春季学位记授与式
  • 4月
    共创学部开校
    春季入学式
  • 5月
    开学记念式典
  • 6月
    芸术工学部50周年记念式典
  • 7月
    比较法国际アカデミー第20回国际会议
  • 9月
    秋季学位记授与式
    第4回世界社会科学フォーラム(奥厂厂贵)
    伊都キャンパス完成记念式典
  • 10月
    秋季入学式
    九大祭

特に9月に開催される世界社会科学フォーラム、伊都キャンパス完成记念式典は一大イベントであり、九州大学を結集して取り組みたいと思います。

私が2014年10月総长に就任した后、アクションプランを策定し6つの项目を掲げて取り组んでおります。

  1. 世界最高水準の研究とイノベーション创出
  2. グローバル人材の育成
  3. 先端医疗による地域と国际社会への贡献
  4. 学生?教职员の夸りに思う充実したキャンパスづくり
  5. 组织改革
  6. 社会と共に発展する大学

重点取り组みとして、

  1. 研究教育机构创设によるイノベーションの创出
  2. 新学部の设置によるグローバルに活跃する人材の育成
  3. 人文社会科学分野等の再编成?机能强化による九州大学の更なる活性化

であります。

それぞれの项目について、これまでの成果についてご绍介いたします。

  1. 世界最高水準の研究とイノベーション创出
    エネルギー研究教育机构を平成28年10月に立ち上げました。未来社会が理想とするエネルギーを具现化するとのビジョンで、九大の中にあるエネルギー関连の教育研究组织を部局の壁を取りさったオール九大のプラットフォーム组织を作りました。総合大学である九大の强みを活かしたものです。昨年1月には、「九州大学エネルギーウィーク2017」を开催し、国际シンポジウムやワークショップなどがあり、约2,000名の参加者がありました。
  2. グローバル人材の育成
    本年4月に共创学部が开设されます。共创学部は17年间の21世纪プログラムの発展型としてできたものです。地球规模の课题を解决できる新たな人材の养成を目的とし、文理融合型の学部であります。础翱、推荐、国际型、一般による多様な入试を行い、教育としては、彻底した语学教育、课题解决型のカリキュラム、実践的な恊働学习、海外大学への留学、留学生とのクラス?シェアなどであります。育成する人材像として、国际的?地球的课题に対する解决策をコーディネートし世界に効果的に情报発信できる実务家、新しい社会の仕组みや価値の创出をデザインする専门家、国内外大学院に进学する诸科学の境界?学际的领域の研究者などです。
  3. 先端医疗による地域と国际社会への贡献
    九大病院に国际医疗部を设置し、外国人の患者の受け入れの促进や、国际化の推进体制を整备しました。また、アジアを中心とした61ヶ国、556施设の医疗机関、研究机関とネットワークを接続し、815の教育プログラムを提供するとともに、外国から医疗人、研究者を受け入れています。福冈市の外国医师招聘事业との共同事业を展开し、アメリカ、韩国から医师を招聘し、手术などを行っています。久山町研究、油症コホートなどを有机的に连携した総合コホート研究を设置しています。
  4. 学生?教职员が夸りに思う充実したキャンパスづくり
    平成17年から始まりました伊都キャンパスへの移転は、第一ステージ、第二ステージを経て、最终段阶の第叁ステージに来ており、本年9月には完了する予定です。この伊都キャンパスは、自动运転バス実証実験やエネルギーなどの実証実験キャンパスとしてさまざまな取り组みを行っています。この新しい未来型キャンパスを核として、研究、教育、产学官连携を発展させていきたいと思います。
    また、箱崎キャンパス跡地の利活用については、福冈市などと绵密な连携を元に、跡地処分连络会を开催し、着実に移転事业を推进しています。移転スケジュールは次のとおりです。
    • 1月
      農学系総合教育研究棟 竣功
    • 2月
      人文社会科学系総合教育研究棟 竣功
    • 5月
      日本ジョナサン?KS?チョイ文化館 竣功
    • 6月
      センター4号館(事務棟) 竣功
    • 10月
      秋学期开始(文?教育?法?経済?农学部が伊都で授业开始)
      新中央図书馆全面開館
    伊都キャンパス生活支援施设名称が决まりました。人社系教育研究栋の中の1号馆は尝-肠补蹿é、2号馆はビッグスカイ、农学系教育研究栋の中の食堂はアグリダイニングとなりました。
  5. 组织改革
    平成24年度より始まりました大学改革活性化制度により、今年度までに改革计画57件を採択し、126人の教员ポストを再配置しています。このことにより、大学としてのさまざまな政策课题に机动的、かつ重点的に活用できるようになっています。また、滨搁情报を一元化し、エビデンスに基づく大学経営に资するための仕组みを构筑し、研究分析ツール、研究者プロファイリングのツールを导入しました。
  6. 社会と共に発展する大学
    产学官民连携としてのいろいろな取り组みを行っております。糸岛市、住友理工と连携した歩行アシストスーツの実用化、九州大学発ベンチャー(碍测耻濒耻虫)の设立などがあります。また、寄附金の获得强化に向けて、同窓生、教职员等への寄附の呼びかけ、九大の研究成果のアイデアを活用した九大グッズの贩売、糸岛市のふるさと応援寄附、などがあります。
    同窓会组织の强化、ネットワークの拡大にも努めています。昨年10月に开催されたアカデミックフェスティバルでは、同窓生、一般市民、高校生および中国、韩国、台湾などの海外からも参加があり约1,600人が来场しました。九大会员は増加してきており、継続寄附者数は、平成26年度の101人から现在は639名になりました。ぜひ本年度中に1,000名の方になっていただきたいと考えています。

Challenge, Change, Creationの3Cで、学生、教職員のみなさんが大きく飛躍し、また、九州大学が新しい歴史を作り発展することを願いまして、新年の挨拶といたします。