伊人直播app 九州大学について
平成27年8月1日
九州大学は、2011年の创立百周年を机に、新たな百年に向けて、すべての分野において世界のトップ百大学に跃进する、「跃进百大」というスローガンを掲げ、「自律的に改革を続け、教育の质を国际的に保証するとともに、常に未来の课题に挑戦する活力に満ちた最高水準の研究?教育拠点となる」を基本理念としています。
基干総合大学である九州大学の强みは、研究者の知的探究心に基づいて広范な分野において独创的?基础的学术研究が遂行されていることです。裾野の広い学术研究は人类の文化的?社会的生活を豊かにするとともに、イノベーションの起动力となり、かつては予想もできなかった地球环境问题、资源?エネルギー问题や难治性疾患の病态や治疗の解明などに果敢に挑戦し、多くの成果をあげてきました。このような学术研究の根源的な価値に改めて注目し、その発展を支えるための支援システムを强化します。
学术研究においては、异分野间の接触が新たなフロンティアを开拓する原动力となります。専门分化した学术分野の推进とともに学术分野の融合と统合を目指します。
世界トップクラスの卓越した研究成果が期待できる分野については、さらなる高みを目指し世界最高水準の研究拠点となるように重点支援し、人类が直面している课题解决につながる最先端研究、新しい社会システムの提案や実証実験を积极的に进めます。
九州は古代より大陆文明受容の玄関口となってきたため、异文化に対する包容力を持つ地域文化を育んできました。また、キャンパスはまさに大陆文化を取り入れた地に立地し、海と山の豊かな自然に囲まれています。学生は豊かな文化?自然环境の中で、教育や研究に优れた教员、国际性豊かな仲间、地域コミュニティ?地域产业界の人々との交流を通じて幅広い视野をもち、个性的で社会のリーダーとなる人材に育っていきます。
人文社会科学を含む科学技术は社会経済の発展を支えます。また、グローバル化する社会経済において活跃できる人材が求められています。そのような人材には、文理にわたる基础的知识と课题解决のための学际的な思考力、课题を発见しその解决のために自律的に学び続ける能力と姿势が求められます。また、异なる価値観を有する人达と良好な関係を筑いて协働できる外国语运用能力を含むコミュニケーション能力も必须です。九州大学はこのような人材像を目指し、基干教育や创设準备を进めている新学部等において、海外留学も积极的に取り入れることにより、高い国际性を备えたアクティブラーナーを育成します。
少子高齢化が进展する中で、活力ある経済活动に支えられて豊かな文化が発展?継承されていくためには、产业振兴と雇用の创出が不可欠です。九州大学は科学技术イノベーションを牵引することによって地域产业の创出と発展に力强く贡献します。近年の科学技术イノベーションは、产学官民が学问分野を超えて交流することによってスピード感のある実用化、社会実装を目指すようになっています。九州大学は水素エネルギー研究や社会情报基盘に関する研究に见られるように、オープンイノベーションの中核となって、产学官民の强力な连携を进めることで地域创生に贡献します。
平成17年から开始した伊都キャンパスへの移転?整备事业は、顺调に进み、平成30年度までに移転を完了します。九州大学は、この未来型キャンパスを核として、教育、研究、そして诊疗など多様な活动を推进し、これからも常に未来の课题に挑戦する大学であり続けます。
平成27年8月1日
九州大学総长
久 保 千 春