伊人直播app 九州大学について
九州大学は、1911年の创立以来一世纪以上もの间、我が国の基干総合大学として、优れた教育と研究を础に、広く世界で活跃する人材を辈出してまいりました。&苍产蝉辫;
大学の使命は、学问をたゆまず进歩させ、科学?技术?文化など万象に接し、过去と未来を结ぶ时间轴の中で真理を探究し、その先へ向かって叡智の光を放っていくことだと考えています。
今、本学は、その使命を果たすべく、先人の筑いた歴史を基盘としつつ、眼差しを未来に向けています。持続可能社会に向けて自然エネルギーを积极的に活用し、次世代エネルギー研究を実施する「実証キャンパス」を目指して、平成17年から开始した伊都キャンパスへの移転?整备事业は、顺调に进み、平成31年度までに移転を完了します。本学は、この未来型キャンパスを核として、教育、研究、そして诊疗など多様な活动を日々推进しています。
教育という観点からは、特に、平成26年度より、全ての学生が「基干教育」の中で「学び方を学び、考え方を学び」、専门分野の学びへと移る前に基础的な力を醸成しています。本学で学ぶ学生の多くが属すいわゆる青年期は、柔软な思考を通して自分自身の方向性を见出し、アイデンティティを确立していく大切な时期です。学生たちには、学问と真挚に向き合い、学ぶことの喜びを実感し、さらに自身を见つめること、すなわち「自分とは何なのか」「何をしたいのか」と「主観を磨く」ことを语りかけていきたいと思います。
また、研究という観点からは、多様な学问分野においてそれぞれの特性を尊重しつつ、个々の自由阔达な研究活动を大事にしたいと考えています。それとともに、総合大学として、万物の根源となる基础研究を支援し、他方で、新たな学问分野を育くんでいく责务を実感しています。そして、何よりも、それらの学问を支え、未来を拓く若き研究者たちが希望を见出せる大学でありたいと思っています。
さらに、诊疗という観点からは、医歯薬系基础研究の临床への展开を积极的に推进したいと考えています。また、大学病院として、西日本地域における中核病院として、难治性の病気や救急医疗、移植医疗も含めた高度先进医疗をより一层推进していきます。そして、アジアにも开かれた国际的な医疗机関としての使命を果たしていきます。
本学は、このように教育?研究?诊疗において世界を牵引し、さらに飞跃していくことを目指します。アジアを重视した知の世界的拠点大学として、多くの留学生を引き寄せ、また、日本を代表する基干総合大学として、都市とともに栄え、市民の夸りと頼りになる大学として、発展し続けることが期待されています。
世纪を超え、大学を取り巻く国内外の环境は大きく変化してきています。その中で、本学は、さまざまな时代の要请に応えながらも、自らの理念や方向性を明确にしつつ歩を进めてきました。九州大学は、これからも常に未来の课题に挑戦する大学であり続けます。
平成26年10月1日
九州大学総长 久保 千春