伊人直播app 九州大学について
明けましておめでとうございます。昨年に引き続き、よろしくお愿いいたします。
今年は、九州芸术工科大学との统合、平成16年は法人化、また平成17年の后期には新キャンパスの一部开校と、希望に満ちた计画が目白押しです。早速、1月15日には新キャンパスの施设建设の起工式が行われます。
私は、これからは非连続性、非直线性の社会となり、先の予测がつかない时代に入ったという気がしています。法人化を含めて、过去そうであったからこうするというやり方では乗り切ることができないでしょう。皆で议论して、九州大学という船を、最も良い方向へ操っていかなくてはなりません。
法人化に何が必要か、管理?运営、人事?组织、财务?财政の各分野において、中野、野泽、有川副学长、早田事务局长を先头に、検讨していただいているところですが、教官同様、职员の皆さんからも、いろいろな斩新な提案をしてほしいと思っています。会议においても、皆さんで议论する时间を设けたい。私自身、小寺山、柳原総长特别补佐にご担当いただいている产学连携、国际连携には、积极的に参加していきたいと思っています。
个人的なことを申しますと、今年の年末年始は休みが长かったので、いろいろな経験をすることができました。狈贬碍の朝6:20からの「课外授业-ようこそ先辈-」は、落语家、园芸家や格闘家などが母校で授业をする番组でしたが、素晴らしい授业をしています。どのような职业でも、个人个人がプロになることの大切さを感じました。
レオ?バスカーリアというアメリカの哲学者が书いた「叶っぱのフレディ-いのちの旅」という本を読みました。「自分の力で考えることをはじめたこどもたちと 子どもの心をもった大人たちに赠ります」というメッセージがついている絵本で、叶っぱができてから枯れて落ちるまでが书いてあります。読む人にとって解釈はいろいろでしょうが、私は、命の大切さが书いてある本だと解釈しました。1回目は10分で読み终わりましたが、2回、3回と読み返し、4回目には30分かかって読むことになる、そんないい本でした。
昨日は、毎年1月5日に开かれているという箱崎校区自治会连合会に出席しました。例年、この日が休日ではないために、九州大学の総长が出席したのは初めてだということでしたが、地元の方々のいろいろなご意见をうかがい、九州大学の现状をお话ししてきました。惊いたのは、九州大学の新キャンパスへの移転が平成17年から平成27年までの约10年间で行われる计画であることを知らず、すぐにも九州大学が箱崎からいなくなってしまうかのように思っている方が多かったことです。コミュニケーションの大切さを痛感させられました。
最后にもう一度お愿いします。いろいろなプロジェクトを进めていくに当たって、教官、职员関係なく、いろいろな意见を出していただきたい。会议の中ででも结构ですし、その场が无理なら委员长にお伝えくださっても结构です。いろいろな人の意见の集积が、法人化を含めて九州大学の将来を决めます。活発なディスカッションによって、アクション?プログラムを作り、诸プロジェクトを积极的に推进していただきたい。
今年もどうぞよろしくお愿いします。
平成15年1月6日
九州大学総长 梶山 千里