伊人直播app 九州大学について
平成14年8月29日
九州大学?九州芸术工科大学统合协议会の第3回协议会が平成14年6月4日(火)に、第4回协议会が平成14年7月3日(水)に开催されました。
第3回协议会では、「中间まとめ」(平成13年10月30日)以降の各分科会における検讨状况について、平成15年度概算要求関係事项を中心に报告?説明が行われた后、引き続き、统合に向けて各分科会で検讨を进めることになりました。
第4回协议会では、平成15年度概算要求に関し、前回协议会以降の修正点等について各分科会から説明があり、原案のとおり概算要求を行うことが了承されました。
要求の要旨
今日、世界は、革新的な科学技术の进展、グローバリゼーションの拡大、地球环境问题の深刻化など人类的课题に直面している。このようななか、わが国の大学は、これまでになく多様で、かつ独创的な学术研究の推进と、人材の育成及び组织の改革によって国际竞争力を强め、人类的课题に贡献することが求められている。
九州大学においては、人文科学、教育学、法学、経済学、理学、医学、歯学、薬学、工学、农学、言语文化学、人间环境学、システム情报科学、比较社会文化学、数理学、総合理工学など、充実した教育?研究体制を构筑してきた。また、教育组织?研究组织を柔软に编成することを可能にする学府?研究院制度を创案し、平成12年度に导入した。今后、科学技术の飞跃的な进展に伴い、科学技术の人间生活への适応に関わって、様々な学问领域において、デザインや芸术的感性の视点でのさらなる充実が期待される。
九州芸术工科大学においては、技术を人间生活に适切に利用するために、「技术の人间化」を标榜し、技术の基盘である科学と人间精神の自由な発现である芸术を総合し、技术の进路を计画し、その机能を设计する教育研究、つまり高次のデザインを确立するための芸术工学の教育研究を行ってきた。また、芸术工学の特性を踏まえ、大学院教育を充実する観点から、平成13年度に、博士课程を柔软かつ横断的な教育が可能となるシステムに再构筑した。今后、芸术工学の特性を活かし、社会の要请に応えて芸术工学の分野を一层発展させるためには、多様で高度な诸科学との密接な连携が不可欠である。
このような认识のもと、九州芸术工科大学と九州大学とが统合を行い、教育研究の连携を强化することにより、「技术の人间化」及び人间に必要な技术の研究开発がより进展するとともに、时代をリードする人材の育成が期待される。さらに、両大学の研究の融合により新たな分野が开拓され、多様性が一层高まることが可能となる。
この可能性を早期に具体化するためには、芸术的感性と诸科学の融合を促し、新しい価値を创造し得る教育研究の展开を可能にする「感性融合创造センター」等を设置し、両大学の多様な教育研究分野の研究者のコラボレーションにより教育研究の质を高めるとともに、その成果を蓄积?発信することにより、両大学の教育研究の発展に寄与することとする。
また、教育面においては、専门的な知识の获得に偏りがちな学生にとって、统合によりカリキュラムの选択の幅が広がり、様々な履修希望に対応できると同时に、异なる分野で学ぶ个性ある学生同士の交流は、多様な考えや感性を理解する能力を伸ばすことを可能とする。さらに、学生にとっては既存の知识の枠组みを超えた発想への刺激となり、创造的な能力が培われ、世界で活跃できる优れた人材となるための贵重な経験になると考えられる。
このように、大学の机能が多様化され、教育研究基盘を総合的に强化することにより、より効果的な社会贡献が期待できることから九州大学と九州芸术工科大学の统合を要求する。