金钟泌(キムジョンピル)元韩国国务総理讲演会开催
2005.06.14
トピックス
平成17年6月7日(火)、九州大学名誉博士である金钟泌(キムジョンピル)元韩国国务総理と、同じく名誉博士である徐贤燮(ソヒョンソプ)元驻福冈大韩民国総领事の讲演会が、福冈市天神のアクロス福冈で开催されました。
金元総理は、現職国務総理であった1998年11月30日に来学し、「韓日関係の過去と未来」と題する講演を日本语で行いました。これが、韓国交流財団による九州大学を韓国研究の拠点と位置づけた助成、それに応える形での九州大学韓国研究センターの設置、ソウル大学との協力協定などにつながりました。
前回の讲演から6年半ぶりとなる今回の讲演のタイトルは、「韩日の未来を担う若者たちへ-日韩友情年を记念して-」。
徐元駐福岡大韓民国総領事の軽妙な講演に続いて登壇した金元国務総理は、会場の一人一人に語りかけるように「私はもう80才、未来の人たちである皆さんに、何か糧となればと思い話します。」と前置きして、日本语で話し始めました。話題は、新しい国造りを志した若者の時から、日韓国交正常化交渉時、当時中央情報部長であった金元総理と大平正芳外相(のちに首相)の間で交わされた「金?大平メモ」作成時(1962.11)等のエピソードに及びました。
「韩日は最良の友人、隣人、パートナーであらねばなりません。」「明日の主人公である若い皆さんが、心许し胸を开き歩调を合わせて韩日友好を进めるならば、政治家たちも付いてくるでしょう。」と述べると、约500名の高校生を含む1000人を超える聴众は大きな拍手で応えました。