伊人直播app

Topics トピックス

九州大学と产総研は狈贰顿翱「水素先端科学基础研究事业」の委託予定先に决定摆05/29闭

2006.05.29
トピックス
 九州大学と独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(産総研)は、独立行政法人新エネルギー?産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)が、「新エネルギー技術開発プログラム」の一環として平成18年度から実施する「水素先端科学基礎研究事業」の委託予定先に決定されました。

 燃料电池は、新エネルギー技术开発プログラムのキーテクノロジーですが、その燃料である水素を高圧化又は液化した状态で输送?贮蔵する场合の水素や周囲の材料の物性については、いまだ世界的にも知见の集积が乏しい状况です。なかでも、高圧水素又は液化水素と接触する金属材料の水素脆化(水素が材料中に侵入することによって金属材料が脆くなる现象)やトライボロジー(摩擦、摩耗、润滑现象)の诸问题のメカニズムは、水素を长期间、安全に利用するために早急に解明しなければなりません。

 このため、NEDO技術開発機構は、水素について重要な科学的知見を集積して、水素を安全?簡便に利用するための指針を産業界に提供することにより、水素社会到来に向けた基盤整備を行うことを目的として、「水素先端科学基礎研究事業」の研究開発に参加する委託先を公募しました。同事業は平成18年度から平成24年度の7 年間実施され、平成18年度の事業規模は、約17億円と予定されています。

 九州大学と产総研は、これまでの研究蓄积をもとに、

 摆1闭高圧水素?液化水素による材料の脆化、疲労强度特性の低下
 摆2闭水素环境下でのトライボロジー(摩擦、摩耗、润滑现象)の诸问题
 摆3闭高圧化?液化した状态における水素物性、の基本原理の解明及び対策検讨
 摆4闭これらの诸现象のコンピュータによるシミュレーション技术の开発

 などの研究开発を共同提案しました。このたび、同提案が採択され、委託予定先に决定されたものです。

 今回の决定を受け、九州大学と产総研は、分野横断的で强力な研究开発体制を构筑し、「新エネルギー技术开発プログラム」の目的达成に向けて研究を推进します。