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第5回の厂滨础-顿础驰(サイア?デイ)が3月22日(土)、アクロス福冈?円形ホールで开催されました。 今回の対象地域は上海で、テーマは「生きることは食べること-急成长する上海パワー-」。一般参加者と学生约170名で新天地のカフェをイメージした会场は満员となりました。 SIA(Soaked in Asia)とは、特任教授で作家の高树のぶ子氏のイニシャティブによるプロジェクトで、「作家の感性で现代アジアをつかみ取り、広く発信する」ことを狙いとするものです。 この日は、高度成長のまっただ中にあって戦前の租界時代の面影を残す上海の食文化などについてのレクチャー、現代中国を代表する作家 パン?シャンリー氏による美しくも冷たい光を放つ女性を描いた短編小説『謝秋娘よ、いつまでも』やそれに呼応した高樹氏の短編小説『投』の朗読、上海で感じたことを写真と言葉によって表現したフォトデッセイ3篇が紹介されました。休憩時間には「おやつSIA」として、芝麻球(ごま団子)や芝麻交切片(ごまのおこし)などが振る舞われました。また、SIA-DAY終了後には、前回からスタートした大学院共通教育科目があり、大学院生との活発な討議が行われました。 厂滨础-顿础驰参加者のアンケートには「上海という都市を女性、食の切口からとらえて、その全体像に迫ったことに感动した」、「初めての参加だったが、知的自由空间がとても心地よかった」、「高树先生の话はとても楽しく、また、考えさせられることが多く、女性としてたくましくしなやかに生きて行きたいという思いと、上海に一度是非行ってみたいと思うようになりました」などの感想が寄せられました。 朗読された二つの作品は、同時に発売された文芸誌『新潮』(4月号)にシリーズで掲載されており、フォトデッセイも『文藝春秋』に掲載される予定です。また、これらの映像や文章は、WEB SIA()を通して発信されることになっています。 厂滨础-顿础驰は年に2回企画され、次回は9月20日开催で、テーマは「モンゴル」の予定です。 | |
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![]() 新天地のカフェをイメージした舞台 |
![]() 参加者に语りかける高树特任教授 |