国际化加速プログラムに採択
2008.08.05
トピックス
平成20年度(国際共同?連携支援)(総合戦略型)に、九州大学、東京農工大学、神戸大学との共同の取組「アジア農学教育の国際プラットフォーム形成」が採択されました。大学教育の国际化加速プログラムは、我が国の高等教育の国際競争力の強化や国際的通用性?共通性の向上を図る取組を支援する文部科学省の補助事業です。
今回採択された取组では、アジア?贰鲍の大学生を惹きつける国际农业开発教育の拠点をつくることを目的とし、本学大学院生物资源环境科学府で実施中の英语による「国际开発研究特别コース」修士课程を强化します。そのため、本学内の部局间连携を强化し、日?独?タイの复数の大学の教员が参加する「国际共同教育プラットフォーム」を设立し、魅力ある大学院教育を提供する予定です。
现在、アジアにおける农学分野の教育研究では、欧米豪の先进国がアジアで多くの留学生を获得し、またそれらの大学に所属する大学院生がアジアの农业を対象とした调査?研究を积极的に展开しています。つまり、アジア农学の教育と研究は国际竞争下にあり、グローバルな関係の中で捉える必要に迫られているといえるでしょう。一方、九州大学、东京农工大学、神戸大学ではそれぞれ英语による特别コースを设け、教育国际化のニーズへの対応を図っています。特に九州大学大学院生物资源环境科学府の「国际开発研究特别コース」では平成19年度より修士课程にブロック?モジュール制を导入し、高い専门性と体系的カリキュラムを保証し、海外の教育との接続に対応する体制を整备しました。
今回のプログラムでは、これまでのそれぞれの取组を更に発展させ、九州大学?东京农工大学?神戸大学?ホーエンハイム大学(独)?チェンマイ大学(タイ)?カセサート大学(同)が同盟というべき强力な连携を形成し英语による国际共同カリキュラムを编成します。これにより、国际社会で通用する実践的で高度な専门能力のトレーニングプログラムを学生に提供し、国际机関等で活跃できる人材を育成します。
本学は本取组により、大学间の留学生交流、教员の海外派遣や招へいなどを通じて、海外の大学との教育研究が一层活性化し、国际ネットワークが强化され、国际竞争力が向上することが期待されますが、同时に、それらの成果を教育手法の开発や人材の辈出として还元し、国际社会に贡献していきます。