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が、令和7年春の紫綬褒章を受章しました。
松井教授は、九州大学农学部助手、助教授、准教授を経て、平成23年4月に本学大学院农学研究院教授に昇任しました。平成30年11月から五感応用デバイス研究开発センターのセンター长も兼务し、令和4年4月から公益社団法人 日本食品科学工学会の会长も务めています。
松井教授は、生活习惯に関わる疾病に対する予防や改善を可能とし、かつ食品风味を损なわない机能性ペプチド素材の开発方法を発明し、未病段阶で疾病改善作用を示す机能性食品の创製において先駆的成果を上げました。
従来では両立が难しかった”风味”と”机能性”を兼备した、タンパク质由来の血圧调节ペプチドを开発するため、新たな树脂吸着?脱着法を発明し、消费者庁认可特定保健用食品市场を席巻する成果を上げています。さらに、関与成分であるペプチドの生体利用性(バイオアベイラビリティー)を明らかにするために、极微量の生体试料での検出を可能とする诱导体化分析法を构筑し、食品因子の生体での利用特性を网罗的に解明できる革新的発明をしました。これにより、摂取したペプチドや他の食品因子の生体内での质的?量的把握や分布の可视化が可能となり、多成分混合系である食品の健康ポテンシャルをより深く评価できるようになりました。
今后は生活习惯と関连する様々な疾病、特に认知症の予防や改善に资する食品因子の社会実装を见込むなど、国民生活や健康の向上に多大な贡献を果たしたことなどが高く评価されました。