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参加者集合写真(伊都キャンパス)
本学の戦略的パートナー※1であるイリノイ大学アーバナ?シャンペーン校(UIUC)および国立台湾大学(NTU)とは、2024年2月に3大学連携(The UNIQ Trilateral Alliance※2)の枠组みで活动を行うセンターを设置して以降、相互协力の强化に取り组んでいます。
このたび、九州大学のホストにより2025年3月17日(月)から19日(水)までの3日间、本学伊都キャンパスをメイン会场として、対面ワークショップ「スマートで持続可能、そして健康的な都市の未来に向けて~気候に强い都市を构筑するための学际的アプローチ~」を开催しました。ワークショップは「都市のサステイナビリティ」をキーワードとし、3大学の都市工学や环境経済学、电子工学や森林学といった分野から、博士课程学生を含む若手研究者から教授クラスに至る合计26名もの幅広い参加を得ました。このワークショップは本学の许斐ナタリー副理事(国际担当)によるファシリテーションのもと进行し、岩田健治理事?副学长(国际担当)、谷本润理事?副学长(研究担当)および萩岛理副学长(研究担当)もプログラムの一部に参加しました。本学における研究の更なる国际化に向けて、全学的な体制で取り组んだイベントです。
ワークショップ初日には、3大学合同によるシードファンド事业を実施することが発表されました。これは、3大学からそれぞれ资金を提供し合い、3大学间での研究?教育连携の强化を目的とした有望な共同プロジェクトを支援するものです。この助成金を活用し、3大学の研究者がさらなる外部资金获得や共着论文、その他の长期的な共同研究につなげていくことが强く期待されています。
初日と2日目午前のプログラムでは、参加者はプレゼンテーションやポスターセッションを通じて多分野にまたがる学际的な交流を行いながら、グループワークを通じてシードファンドへの申请やその他外部资金の获得に向けた计画策定?立案に取り组みました。また、2日目の午后には、参加者は环境工学と建筑といった大きなテーマで2つのグループに分かれ、本学研究者のホストのもと、伊都?筑紫キャンパスでの研究分科会や福冈市内の関连施设视察に参加しました。それぞれの研究领域に分かれて深い议论を行う机会も持つことができ、参加者は学际性と専门性という双方向のアプローチで研究ネットワークを拡げることができました。
参加者间のディスカッション
ポスターセッション
最终日となる3日目はの1つである福冈演习林を会场とし、フィールドでの実地视察を组み込んだプログラムを実施しました。农学研究院の久米朋宣教授および笠原玉青准教授から「里山」という観点で、森林や自然と近隣コミュニティの関係、アンダーユース(里山が十分に利用されないために起こる问题)について、また、九州大学と地元コミュニティとの関係などに関して説明がありました。参加者は実际の森林を歩きながら、持続可能な都市づくりについてさらに理解を深め、また、活発な意见交换を行いました。
このワークショップを通じて、3大学における参加者间のネットワークが深まり、シードファンド事业への申请を含めた具体的な次の展开に繋げることができました。九州大学はこの3大学连携をはじめとする重点的な国际パートナーシップを活用し、さらなる共着论文等の学术的なインパクトの创出、また、さらなる资金获得による持続的な研究教育活动を行っていくことで、本学が目指す国际头脳循环の形成に引き続き取り组みます。
筑紫キャンパスでの研究分科会
福冈演习林での実地视察
※1
本学との间で特に顕着な交流実绩のある海外大学との间で缔结。相互により高いパフォーマンスを生み出し国际的プレゼンスを向上させるべく、大学间交流协定を超えて互恵的でより紧密な関係を构筑する。
※2 The UNIQ Trilateral Alliance
鲍滨鲍颁?狈罢鲍との3大学による连携の枠组みを示す名称。
鲍狈滨蚕は「罢丑别 Universities: National Taiwan Universities, University of Illinois Urbana-Champaign, Kyushu University」を指す。九州大学は「Q」を愛称として使うことが多いことから、今回もQの表記を採用。
国際部 国際企画課 国際連携係
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