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无我梦中で过ごし、自身で切り拓いた国际口腔保健への道

歯学部歯学科 2017年卒業

原田 有理子

世界保健机関
(WHO:World Health Organization)
本部?口腔保健部门テクニカルオフィサー

―どのような大学时代を过ごされていましたか?

原田 歯学部は进级に関わる试験も多いので、毎日勉强をがんばっていた记忆があります。あとは闯罢奥という九州大学の交换留学プログラムにおける留学生へのサポートなどを行うチューターを约4年间つとめました。

世界口腔保健レポート発刊に际して奥贬翱本部にて

―大学入学以前から、海外に兴味があったのですか?

原田 高校までは海外とは全く接点のない生活をしていましたが、大学3年时に闯滨颁础の主催するフィールドスタディプログラムでラオスに行く机会がありました。日本人は当たり前に歯ブラシで歯を磨くという习惯がありますが、世界には木の枝で歯を磨いている人もいる。そんな现実を目の当たりにして、国际口腔保健の道を目指すようになりました。

―歯学部というと、歯科医师というイメージが强かったです!

原田 きっと多くの人がそうだと思います。他学部に比べて海外留学する人も少なかったので、九州大学のように他学部の人や留学生との接点が持てる环境はとてもありがたかったです。他にも自分で调べて、奥贬翱の歯科部门で働いている日本人の方を访ねたり、卒业后は口腔保健の分野に强いイギリスの大学院に进んだりと、梦に向かって突き进みました(笑)。

大学3年时に参加した闯滨颁础フィールドスタディプログラムにて
ラオス访问时に

―现在の仕事について教えてください。

原田 现在は外务省の支援により奥贬翱の歯科部门に派遣という形で所属しています。2021年に奥贬翱加盟国が口腔保健决议を14年ぶりに採択し、世界各国でさらなる口腔卫生の重要性が认知されました。それによって奥贬翱で、『グローバルオーラルヘルスアクションプラン』というものを作成することになりました。简単にいうと、厂顿骋蝉の歯科版のようなものでしょうか。加盟国の歯科担当官や世界を牵引する研究者?実务者からの意见をまとめ、この指针に基づき加盟国が口腔保健推进を行うための技术支援をしています。

―最终的な目标は?

原田 世界の人が持っている病気の中で、一番多いのが実は口腔疾患なのです。ただそれによって命に関わるケースは多くないと思うので、なかなか注意が向かない分野というのが現実。世界中の人にもっと関心を持ってもらい、最 終的には歯科疾患の減少につながっていく。そのお手伝いができたらこんなに嬉しいことはありません。

―最后に、九州大学を目指す受験生や在校生にアドバイスをお愿いします。

原田 九州大学には多くの学部があるので、いろんな学部の授业を履修できるところが魅力だと思います。がんばろうと思える环境があったから今の私があります。努力は必ず报われると思うので、皆さんもがんばってください。

※九州大学 Japan In Today’s World

聞き手:阿部 真梨 歯学部歯学科6年

歯学部というと歯科医师として病院で働くイメージが强い中、公众卫生の分野を通じて世界で活跃される原田さんのお话を伺う贵重な経験を得ることができました。中でも自分のキャリアを积极的に筑いていくお话に感铭を受けました。私自身も、临床だけでなく、グローバルな视野を持ちさらに成长していきたいと思いました。

※本内容は「九大広报127号(令和5年7月発行)」に掲载されています。学年などは当时のものです。