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久山町立久原小学校が伊都キャンパスを访问「遗跡?史跡巡りの旅」

2024.11.12
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令和6年10月17日(木)、久山町立久原小学校6年生の児童60名(2クラス)が、久山町の西村 勝 町長はじめ関係職員の方々及び久原小学校関係者と児童の保護者とともに、九州大学伊都キャンパスを訪れました。
これは、久原小学校6年生の児童が、総合的な学习の时间「遗跡?史跡巡りの旅」において、久山町の国指定史跡である首罗山遗跡について学び、その魅力を校外へ発信する取组として平成30年度より実施されている行事です。
今年度は10月16日から18日までの3日間の日程で、初日は福岡市博物馆、2日目が本学、最終日に糸島市の可也小学校との交流と可也山登山の行程で行われました。久原小学校から目的地まではJRと地下鉄の最寄りの駅以外、徒歩で移動する伝統となっており、3日間の総歩行距離は約43kmに及ぶとのことでした。 

キャンパス計画室 鶴崎准教授の説明

九州大学では、イースト2号館の会議室において、初めにキャンパス計画室の鶴崎 直樹 准教授より、九州大学の概要、九大生の学生生活の様子やキャンパスについて、特に伊都キャンパスを中心に施設や自然、歴史に関する説明を行いました。子どもたちは九州大学の規模や施設、自然、歴史など強く関心を持った様子で、熱心にメモをとっていました。 

次に、クラスごとに、首罗山遗跡に関するプレゼンテーションがスライド资料を使って行われました。児童全员が担当する説明箇所を顺番に交代し、分かりやすく丁寧に、场面によっては大きく身振り手振りも交え、とても紧张しながらも一生悬命説明を行っていました。

久原小学校6年生児童によるプレゼンテーション

聴講した地球社会統合科学府などの学生や、比較社会文化研究院の伊藤 幸司 教授から、「大学生の作るスライド資料と大差ない素晴らしい発表だった」、「町ぐるみで歴史に触れる機会があることは素晴らしくこの経験を大切にして欲しい」、「学生時代に興味や関心を持ったことが今後の人生の可能性を広げていくので、何か興味が持てることや、熱中できることを見つけて欲しい」といった講評が述べられました。 

続いて、伊藤教授から、首罗山遗跡が中世日本最大の国际贸易港であった都市博多をはじめとする博多湾の港町を通じてアジア世界と密接につながっていたことや、首罗山遗跡を大事にする久山町の取り组みが遗跡の评価をも高めていることについて説明がありました。子どもたちは自身で调査した首罗山遗跡の情报をもとに、伊藤教授の首罗山遗跡に関する説明を热心に闻き入り、さらに知识を深めることができたようでした。

プレゼンテーションに対する大学生からの讲评

比較社会文化研究院 伊藤教授の説明

讲义终了后、ビッグスカイレストランで昼食をとり、九州大学铭板を前に记念撮影を行い、九大学研都市駅に向けて徒歩で移动を开始し、久原小学校への帰路へとつきました。&苍产蝉辫;

久原小学校からは「遗跡?史跡巡りの旅」の取り组みを通じて、①自らの住む町の良さや魅力に気づき、他の地域の方々に伝え広めること及び主体的に追及活动に取り组む中で困难なことにもあきらめることなく挑戦できる子どもの育成、②地域の人?自然?文化?伝统?歴史と関わり、その良さや魅力を実感し久山を爱する子どもの育成などを目的にしていると伺っており、九州大学への访问で本学に兴味を持っていただき、首罗山遗跡に関するプレゼンテーションによる魅力の発信を実际に経験して、子どもたちの飞跃的な成长とともに今回の旅の目的が达成されたのではないかと思われました。&苍产蝉辫;

児童のみなさん、参加された関係者のみなさん、3日间の遗跡?史跡巡りの旅、大変お疲れさまでした!

九州大学铭板での集合写真