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多様性を解き放つ叁年间、そしてその先へ

-社会包摂デザイン?イニシアティブ シンポジウム開催- 2024.04.04
トピックス

シンポジウムポスター

街を歩けば、世界中の言叶が闻こえてきて、多様な世の中になりました。この多様性は私たちのコミュニティをより豊かにしてくれますが、一方で多くの问题を曝け出して、课题ももたらします。障害をはじめ、ジェンダーや贫困、环境问题といった见えるものから见えないものまで、解决策を求める声は、今まで以上に切実です。そんな中、九州大学社会包摂デザイン?イニシアティブ(以下顿滨顿滨)は、现代社会における物や事、サービス、制度、仕组みを见直し、多分野から知恵を集め、デザインを通じてより充実した、健全な社会の実现に向けて取り组んでいます。

一人より、みんなで考えましょう

顿滨顿滨は2021年、九州大学芸术工学研究院の研究者たちが立ち上げた、学际的な研究の场です。学问の境界を越え、実社会の课题に基づいて、アートを通して问题を探求する「」、デザインを通して解决策を提案する「」、そして学際、社会连携を目指す「」を轴に活动してきました。性や障害といった复雑な社会问题に正面から取り组む际、各分野の研究者たちは専门分野の壁を越え、包摂的な社会に向けてデザインの可能性を模索しています。

会场の様子

デザインの力で「誰一人取り残さない」社会を作ろうとする社会包摂デザインは、一人で進むわけではありません。社会全体をより良く包括するため、 DIDIはセンターの枠を越え、行政、福祉など様々な領域の専門家や企業、NPOと手を組み、共に進んできました。デザインのプロセスにもっと多くの人々を巻き込むことで、共感と理解を深め、多様な価値観を尊重する社会の構築に貢献する力を育てています。

また、芸术工学部、芸术工学府の学生たちも社会包摂デザインに热心に参加し、その新たな物事、考え方に対する好奇心と创造性も、顿滨顿滨に新しい息吹をもたらしています。顿滨顿滨センター长で九州大学大学院芸术工学研究院の尾方义人教授は、「顿滨顿滨の様々な活动が、学生さんが动き出してくれるきっかけになったのは、我々としてはとても嬉しいことです」と述べています。

ずっと考え続けられるような雰囲気を作りましょう

基调讲演者 波平恵美子名誉教授

基调讲演者 林香里教授

2024年2月28日に、大桥キャンパスで「多様性を解き放つため——社会包摂デザイン3年目の問いかけ」と題したシンポジウムが開催されました。元九州芸術工科大学教授でお茶の水女子大学の波平恵美子名誉教授、及び東京大学副学長で大学院情報学環の林香里教授をお迎えし、文化人類学とメディアの視点から、人間の多様性と普遍性、そして多様性の意義について深く掘り下げた基調講演を行いました。その後、パネルディスカッションでは、芸術工学研究院の谷正和名誉教授、中村美亜教授、工藤真生助教が、「主体性」や「権力関係」など重要なトピックで基調講演者と意見交換を行いました。

パネルディスカッション

パネルディスカッション

これまでの3年间で、顿滨顿滨は年度ごとにテーマを深掘りしてきました。初年度は「何を见るか、どこから见るか」をテーマに、日常生活で见过ごされがちなマイノリティの人々やそのニーズに目を向けました。翌年は、「线の引き方、なおし方」をテーマに、行政现场などにおける様々な线引きがいかに障壁となっているかを検証し、これらの境界をどう超えるか、どう修正していくかを探求しました。そして3年目は「问いの立て方、答え方」について、问いかけの仕方によっていかに本质的かつ深い答えを引き出すかを议论しました。

顿滨顿滨は「问いかけ、回答、新たな问いへ」と続くこの循环で、より良い社会実现のため、研究への情热と社会的使命感を途切れることなく燃やし続けています。尾方教授も「ジェンダーなどの问题を、シンポジウムやラボのプロジェクトで一区切りとするのではなく、ずっと考え続けるその部分こそが、インクルージョンを进めるプロセスにおいて重要だと思います」と述べられました。

この数年、顿滨顿滨は多様性を深く掘り下げ、すべての人が参画しやすい环境づくりに力を尽くしています。その影响もあり、学内では社会的包摂のための议论が自然に生まれています。これからも、顿滨顿滨は性、障害、贫困といった复雑な问题に立ち向かうための环境を整え、挑戦を推し进めることに尽力します。

お问い合わせ

社会包摂デザイン?イニシアティブ
电话:092-553-4552
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