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令和2年10月7日(水)、人社系协働研究?教育コモンズ(※1)の第6弾企画として、シンポジウム「国境の岛々のダイナミズム」をオンラインで开催しました。
当日は、井手誠之輔教授(人文科学研究院)と国分航士講師(人文科学研究院)の司会のもと、高木彰彦本学名誉教授による基調講演「国境の島々のダイナミズム」に加えて、松尾大輝氏(人文科学府博士後期課程)による「境界地域としての中世対馬」、大澤信氏(九州国立博物馆研究員)による「仏教文物からみた対馬の境界」の2つの講演が行われました。
その後、討論者として参加した木村政伸教授(基干教育院/人間環境学府)、嶋田暁文教授(法学研究院)、北澤満准教授(経済学研究院)が、教育史、行政学、経済史など各専門分野の視点からコメントしました。
さらに、司会者も交えた讨论では、それぞれの国境の「岛」の有する地理的条件や歴史?文化の违いによって生じる今日の役割や状况、そして今后の「岛」という领域のもつ可能性と课题について、具体的な事例を踏まえながら、考察を行うことができました。
なお、本企画は、笔谤辞驳谤别蝉蝉100(※2)の助成を受け、令和3年に开催予定の国际シンポジウム「『プラットフォーム』としての岛―持続可能な社会を目指すための学际的検讨」の事前企画として行われ、约60名の方にご参加いただきました。
お忙しいなか、ご讲演を赐りました3名の方々、ならびにご协力をいただいた関係者の皆さまに心よりお礼申し上げます。
讲演の様子1(右から高木名誉教授と松尾博士后期课程学生)
讲演者の様子2(大泽研究员)
质疑応答
(※1)
九州大学の人文社会系4部局「人文科学研究院」「人间环境学研究院」「法学研究院」「経済学研究院」は、人文社会系の学部および学府(九州大学では、教育组织としての大学院を「学府」と呼びます)における共同研究活动と、异分野融合による新たな研究分野や研究课题の创発をめざす协働研究活动との両轮を统括し、管理运営していく态势をとるために、平成30年10月に「人社系协働研究?教育コモンズ」を立ち上げました。
(※2)
世界トップレベル研究者招聘プログラム「Progress 100」は、本学が既に世界に伍し、かつ優位性を有している研究分野において、世界の第一線で活躍する研究者を招へいし、国際共同研究を推進する本学独自のプログラムです。
人社系协働研究?教育コモンズ奥别产サイト: