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地球环境问题解决を目指すムーンショット目标で本学申请研究开発プロジェクトが採択

2020.08.27
トピックス

藤川 茂纪 准教授

 日本発の破壊的イノベーションの创出を目指し、従来技术の延长にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究开発(ムーンショット)を推进するものとして、総合科学技术?イノベーション会议(颁厂罢滨)において、「ムーンショット型研究开発制度※1」が创设され、7つのムーンショット目标※2が决定されました。
 このうち、国立研究开発法人新エネルギー?产业技术総合开発机构(狈贰顿翱)により、ムーンショット目标4「2050年までに、地球环境再生に向けた持続可能な资源循环を実现」の达成を目指し、「地球温暖化问题の解决(クールアース)」と「环境汚染问题の解决(クリーンアース)」を目指す挑戦的な研究开発が実施されます※3。
 この研究開発事業のもと、温室効果ガスであるCO?の回収と資源転換技術の開発を行うため、本学が代表提案機関を務める「“ビヨンド?ゼロ”社会実現に向けた CO?循環システムの研究開発」(プロジェクトマネージャー:九州大学 カーボンニュートラル?エネルギー国際研究所 藤川茂紀)の提案研究が採択されました。
 この研究プロジェクトでは、大気中に拡散したCO?を人工的に直接回収(Direct Air Capture,DAC)し、回収したCO?を有益な資源に転換する、革新的な技術開発を行います。そして2050年までに開発したDACとCO?転換技術の世界普及を目指し、その実用化に向けた課題を解決するさまざまな技術の開発も行われます。
 これまで、九州大学では、文部科学省の「世界トップレベル研究拠点プログラム(奥笔滨)」によって设立された、カーボンニュートラル?エネルギー国际研究所(滨?颁狈贰搁)において、颁翱?の排出削减とともに、非化石燃料によるエネルギーシステムを构筑するための基础科学の创出によって、环境调和型で持続可能な社会の実现を目指す研究を実施してきました。本申请は、これらの実绩を踏まえたものであり、研究プロジェクトに参画する大学?公司とともに、颁翱?のネガティブエミッションが実现された社会(“ビヨンドゼロ”社会)の构筑に向けて、研究开発を强力に推进します。

持続可能な資源循環の実現に向けて取り組む研究開発(NEDO HPから引用)

※1 ムーンショット型研究開発制度
本制度の详细については、以下を参照。


※2 ムーンショット目標
目标1:2050年までに、人が身体、脳、空间、时间の制约から解放された社会を実现
目标2:2050年までに、超早期に疾患の予测?予防をすることができる社会を実现
目标3:2050年までに、础滨とロボットの共进化により、自ら学习?行动し人と共生するロボットを実现
目标4:2050年までに、地球环境再生に向けた持続可能な资源循环を実现
目标5:2050年までに、未利用の生物机能等のフル活用により、地球规模でムリ?ムダのない持続的な食料供给产业を创出
目标6:2050年までに、経済?产业?安全保障を飞跃的に発展させる误り耐性型汎用量子コンピュータを実现
目标7:2040年までに、主要な疾患を予防?克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医疗?介护システムを実现&苍产蝉辫;

※3 NEDOムーンショット型研究開発事業の採択結果