伊人直播app

Topics トピックス

重要文化财指定庚寅铭大刀レプリカ完成记念式典を开催

2020.03.13
トピックス

庚寅铭大刀レプリカ

 平成31(2019)年3月に、本学伊都キャンパスから出土した鉄製大刀「庚寅铭大刀(こういんめいたち)」が国の重要文化财に指定されました。それを记念して、庚寅铭大刀の歴史的な重要性と価値について学内外に広く周知するため、本学においてレプリカを製作し、石ヶ原古坟跡展望展示室(伊都キャンパスイースト1号馆9阶)に常设展示することとしました。
 庚寅铭大刀は、平成23(2011)年9月に伊都キャンパス农场予定地内で、7世纪前半のものと考えられるG6号坟から出土しており、长さ74肠尘の鉄製大刀で、その背部分には金象嵌(きんぞうがん)で「大歳庚寅正月六日庚寅日时作刀凡十二果□」の铭文が刻まれています。铭文内容は「めでたい庚寅の年の1月6日の庚寅の日に约12回鉄を锻えてこの刀をつくった」とあり、干支から暦を表す元嘉历(げんかれき)によって西暦570年に作られたものであることが判明しました。『日本书纪』によれば、元嘉历は西暦554年に朝鲜半岛の百済(くだら)からもたらされた我が国最古の暦です。当时の日本で暦が実际使われていたことを示す资料として考古学、古代史上の重要な発见と评価されています。         
 令和2年3月2日(月)には、規模を縮小しての開催となりましたが、石ヶ原古墳跡展望展示室にて、久保千春総長、安浦寛人理事?副学長、宮本一夫副学長、福岡市埋蔵文化財センター宮井善朗所長が出席し、庚寅铭大刀レプリカ完成記念式典を開催しました。鶴崎直樹准教授(キャンパス計画室)の司会により、久保千春総長の挨拶の後、庚寅铭大刀レプリカの除幕を行いました。その後、岩永省三副館長(総合研究博物馆)が庚寅銘大刀の解説とともに歴史的意義について熱く語りました。

久保総长の挨拶

除幕式の様子(左から安浦理事?副学长、久保総长、宫井所长、宫本副学长)

岩永副館長による庚寅铭大刀レプリカの解説

レプリカの常设展示について

※令和5年现在の公开状况は下记のとおりです。 

公开日时:平日 午前10时~午后4时(学内者のみ)

なお、同室は毎週土日祝日に开催している伊都キャンパスツアーのルートに入っておりますので、学外者の方は伊都キャンパスツアーに参加いただければ入室可能です。
九州大学伊都キャンパスツアーについてはこちら