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高等研究院の笹月特别主干教授が、日本学士院(にっぽんがくしいん)の新会员に选出されました。
日本学士院は、学术上功绩顕着な科学者を顕彰するための机関として文部科学省に设置されており、学术の発展に寄与するための必要な事业を行うことを目的としています。
会员は学术上功绩が极めて大きい科学者から选出される特别职の国家公务员で、任期は终身です。新会员には笹月特别主干教授の他、ノーベル物理学赏を受赏した梶田隆章东大宇宙线研究所长など7人が选出されました。
笹月特别主干教授は免疫机构におけるヒトの白血球抗原(贬尝础)の役割を解明することで、感染症や复雑な疾病の原因解明と克服への道を拓かれ、その学术上の业绩が高く评価をされ、今回新たに日本学士院の会员に选出されました。
笹月特别主干教授は、昭和58年に本学生体防御医学研究所教授に就任し、平成2年には生体防御医学研究所长、平成13年には国立国际医疗センター长を务められ、平成16年には国立国际医疗センター総长、平成20年には国立国际医疗センター名誉総长として、组织运営にもあたって来られました。
平成21年からは、本学高等研究院特别主干教授に就任し、现在も文部科学省新学术领域研究「ネオ?セルフの生成?机能?构造」をテーマに研究を活発に进められるとともに、次世代を担う若手研究者の育成に尽力されています。
《笹月特别主干教授のコメント》
この度、日本学士院会员に推挙されましたこと身に余る光栄に存じます。皆様に赐りました数々のご指导とご厚情に心より感谢申し上げます。ハプトグロビンの个人差の意味解明を目指していた大学院时代に、免疫応答の个人差の存在に触発され、米国スタンフォード大学へ留学しました。多型性(个人差)を示す贬尝础(ヒト白血球抗原)そのものが免疫応答を制御していることを明らかにし、各种免疫関连疾患が贬尝础に支配されていることが次々に明らかとなり、ヒト免疫遗伝学が花开きました。辉かしいアカデミズムの伝统を夸る学士院会员の名に耻じぬよう、一层学术に尽くす覚悟を新たに致しました。今后とも宜しくお愿い申し上げます。 |