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吉野彰グリーンテクノロジー研究教育センター访问教授が2019年ノーベル化学赏を受赏しました。
総长コメント
吉野彰九州大学グリーンテクノロジー研究教育センター访问教授、旭化成名誉フェローが、2019年のノーベル化学赏を受赏されたことを、九州大学関係者として大変光栄に思いますとともに、九州大学を代表して吉野先生に心からお祝いを申し上げます。
吉野先生は、「リチウムイオン二次电池」の开発と実用化という、社会を変革する技术革新を先导されました。この待ち望まれた二次电池の高容量化や小型?軽量化の実现は、携帯电话やノートPCなどの携帯型电子机器の普及等を加速し、私达の生活様式を大きく変化させました。加えて、エコカーやスマートグリッドなど省エネルギー?环境负荷低减技术への応用、更には深海、宇宙开発への利用など、“人类に最大の利益をもたらす発明”と呼べるものではないでしょうか。
また、このたびの吉野先生の受赏は、研究者の自由阔达な研究活动の大切さがあらためて示されたものであり、我が国全体の研究者を勇気づけるものであるとともに、研究者のみならず、相次ぐ自然灾害からの復兴に向けて尽力されている方々を含め、我が国の国民の皆様にとっても大きな励みになったのではないかと思います。
九州大学にとっても、今回の受赏は大変感慨深いものがあります。あらためて、我が国の研究活动がますます発展することを愿っております。
令和元年10月9日
九州大学総长
久 保 千 春