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石川 邦夫教授
本学大学院歯学研究院の石川邦夫教授が日本オープンイノベーション大賞(Japan Open Innovation Prize(JOIP)) 選考委員特別賞を受赏しました。日本オープンイノベーション大賞は内閣府、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、一般社団法人日本経済団体連合会、日本学術会議が主催する賞で、イノベーションの創出を巡る国際的な競争の激化を鑑み、我が国のオープンイノベーションをさらに推進するために、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を称えることを目的とした賞です。
受赏タイトルは「骨置换型人工骨『サイトランスグラニュール』の开発と実用化」で、実用化を担当した(株)ジーシーの中尾洁贵代表取缔役社长らとの共同受赏です。
「サイトランスグラニュール」とは、骨と同じ炭酸アパタイトを组成とする世界初の骨置换型人工骨であり、これまので骨组成に类似した水酸アパタイトを组成とする人工骨と比较すると骨を形成する能力が着しく高いものです。また、水酸アパタイト人工骨は新しい骨に置换されないのに対し、炭酸アパタイトは自家骨(自分の骨)と同様に、新しい骨に置换されるという特徴を持ちます。これまでインプラントを前提とした骨再建术に用いることができる人工骨は承认されていませんでしたが、サイトランスグラニュールは、我が国で初めてインプラントを前提とした骨再建术にも用いることができる骨置换型人工骨として平成29年12月に承认され、平成30年2月より㈱ジーシーから贩売されました。
炭酸アパタイト骨置换型人工骨の调製法を石川教授が発明し、本学が国际特许を保有しています。また、薬事承认においては本学病院再生歯科?インプラントセンター长の古谷野洁教授らが责任医师として治験を実施しました。今回の日本オープンイノベーション大赏の受赏は、本学のイノベーション能力が评価された一例と考えられることでしょう。
授赏式は平成31年3月5日(火)に东京の虎ノ门ヒルズで开催されます。
大学院歯学研究院
口腔机能修復学讲座
生体材料学分野
电话:092-642-6344
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