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中别府雄作主干教授
本学生体防御医学研究所の中别府雄作所长?主干教授が2018年度日本遗伝学会木原赏を受赏しました。
日本遗伝学会木原赏は、コムギの研究を中心に遗伝?进化学の分野で世界的な业绩を残された木原均博士を称えて设立され、遗伝学の分野ですぐれた业绩をあげた者に授与されます。
このたびの受赏は、中别府教授の长年に渡る「活性酸素によるゲノム损伤に起因する机能障害とその防御机构の解明」に関する研究业绩が高く评価されたものです。
放射线や化学物质、さらに生体内で生じる活性酸素などによって核酸が损伤を受けると突然変异や复製?転写の异常などの损伤応答が诱発され、その结果発がんや神経系の异常など、さまざまな生体障害が引き起こされます。このような障害を防ぐために生体は、顿狈础修復机构に加えて、损伤を受けた细胞を排除するなどさまざまな机构を备えていますが、中别府教授はその防御机构の実体を明らかにし、発がんや神経変性などの老化に伴うゲノム损伤の蓄积が引き起こす多様な病态の発症机序を理解する上で大きな贡献をしました。
授赏式は、平成30年9月19日(水)から3日间开催された日本遗伝学会第90回大会时に行われ、中别府教授は受赏讲演を行いました。