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平成29年度の春の叙勲で,梶山千里元総长が瑞宝大綬章を受章され,平成29年5月9日に皇居?宫殿「松の间」で天皇陛下から勲章を授与されました。また,同じく春の叙勲において,笹月健彦特别主干教授が瑞宝重光章を受章されました。
梶山元総长
笹月特别主干教授
梶山元総长は,本学教授として長きにわたり教育?研究,国際活動,社会貢献等の幅広い分野で活躍し,平成13年11月からは,第21代総長として九州芸術工科大学との統合,伊都キャンパスの移転開始,国立大学法人化,さらに,本学百周年記念事業のスタート等,多大なるエネルギーを必要とする四大事業を推進され,本学の教育?研究と組織の改善?改革に貢献されてきました。
<梶山元総长からのメッセージ>
今回の栄ある受章は,高分子固体物性の分野で世界最先端の研究を探求してきた仲间や,九州大学,日本学生支援机构,さらに福冈女子大学の多くの関係者の皆様,また,多くの教育?研究に関する事业の推进に参加して顶いた皆様の支援によるものと大変感谢致しております。特に九州大学総长时代の四大事业は,私の在任中に浓缩して到来した难事业でしたが,私自身は,九州大学にとって千载一遇のチャンスと确信し,组织?活动の改革?発展に全力でまい进しました。
総长时代の初期は,国立大学の法人化という日本の大学の歴史で最も激変の时代であり,组织や教育?研究 分野の改善?改革は大学组织人の协力无しには成功どころか前进もしない大変な転换期でした。一方で,我々の努力が目に见えて大学の进化?进展に繋がる良い时期でもあり,リサーチコアの新设や4-2-4アクションプランの提言,研究スーパースター支援プログラムの実施,5つの蚕-厂罢础搁厂の设置等,进展が直接目に见える教育研究拠点の构筑と活动を开始することが出来ました。これらの事业に积极的に贡献して顶いた関係各位に厚く御礼を申し上げます。九州大学が约15年前にアジア志向を掲げ,広く展开した国际活动は,今ではアジア重视として当たり前の政策となり,先见の明があったと信じています。
笹月特别主干教授は,昭和58年本学教授に就任し,本学生体防御医学研究所所長,国立国際医療センター研究所長,国立国際医療センター総長等の要職を務められました。また,平成14年には本学名誉教授,平成20年には国立国際医療センター名誉総長の称号を授与され,現在は,本学高等研究院特別主幹教授として,HLAを中心とした免疫遺伝学の研究活動を展開するとともに,次世代を担う若手研究者の育成に尽力されています。
<笹月特别主干教授からのメッセージ>
この度は身に余る叙勲の栄に浴し大変光栄に存じます。永年にわたり様々な分野と様々な局面でご指导赐り、また共に努め、共に力を尽くして下さった全ての方々に深く感谢し、心から御礼を申し上げます。