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附属図书馆 平成16年度国立大学図书馆協会賞を受赏

2004.07.15
トピックス
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 去る7月1日(木)、大阪大学コンベンションセンターにおいて開催された第51回国立大学図书馆協会総会において、「九州大学附属図书馆ラテン語古刊本書誌作成研修会の活動」が、栄えある平成16年度国立大学図书馆協会賞を受赏しました。法人化後の第一回の受赏です。

 この研修会は、教员(西村重雄法学研究院教授)の协力のもとに平成3年度から开始され、一时中断したものの现在も継続している活动で、内容としては、ラテン语研修を振り出しとして発展し、资料の歴史的考察や书物史など书誌学的なアプローチを含む高度なものに展开してきています。その成果が、遡及入力やインキュナブラの目録作成や解题の作成を経て、资料展示や资料保存の取り组みへと拡がり、関连业务の改善にまで繋がっています。

 このような多岐にわたる活動が顕著な意義を有すると認められ、今回、「図书馆活動における功績」として国立大学図书馆協会の小宮山会長(東京大学附属図书馆長)から表彰され、代表者として渡邊由紀子雑誌情報掛長がメダルと表彰状を受け取りました。

 選考委員会においては、「研修会の成果として、ラテン語古刊本の目録作成の有効なツールとなるとともに、図书馆職員のためのテキストともなる『タイトルページを読む楽しみ』を発行し、大学図书馆で共有できるものとしたことは大きな意義がある。」「研究者との協力?連携による研修会活動を通じ、図书馆職員の専門性の向上に寄与するとともに、図书馆職員に対する学内および地域における社会的な認識の向上にも貢献しており、高く評価できる。」とされました。