Research Results 研究成果
ポイント
概要
东京大学大学院工学系研究科の辻健教授らの研究グループは、肠尘スケールの超小型震源装置を开発し、连続的に颁翱?贮留层をモニタリングするシステムを构筑しました。超小型震源装置は、その振动エネルギーは微弱でも、连続的に信号(振动)を発振し、それらを足し合わせることで信号のエネルギーを増大させ、信号を远地まで伝达させることができます。震源部に4肠尘のモータを用いた场合には、1办尘程度离れた地点にもモニタリング信号が伝达することがわかりました。つまり、颁翱?を贮留する地层(深度1办尘程度)をモニタリングできると考えられます。これまでのモニタリングでは大きさ数尘の大型震源装置が利用されていましたが、连続的に贮留颁翱?をモニタリングすることはコストの面で现実的ではありませんでした。
今回开発した超小型震源装置を定常的に设置すれば、连続的かつ安価に颁翱?贮留层をモニタリングでき、颁翱?の漏洩につながるような急な颁翱?の移动も検出できると考えられます。
本研究成果は、2022年9月14日に米国地震学会の「Seismological Research Letters」に掲載されました。
(a)これまで一般的に利用されているmスケールの震源装置(バイブロサイス; 地球科学総合研究所)と、(b)過去の研究で開発したmスケールの震源装置、(c)今回開発したcmスケールの超小型震源装置(PASS)。
论文情报
雑誌名:「Seismological Research Letters」(オンライン版:9月14日)
论文タイトル:
著者:Takeshi Tsuji*, Suhei Tsuji, Junji Kinoshita, Tatsunori Ikeda, Ahmad B. Ahmad
顿翱滨番号:10.1785/0220220049
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