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Research Results 研究成果

地震计データから読み解くコロナ祸による経済?余暇活动の缩小

~地震観测以外の新しい活用~ 2021.11.08
研究成果Physics & ChemistryEnvironment & Sustainability

ポイント

  • 地震计データから季节や曜日、时间帯における人间活动の特徴を捉えた
  • コロナ祸による経済?余暇活动の缩小を可视化
  • 人间活动をモニタリングする新しい指标として期待

概要

 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 石村 和彦】(以下「産総研」という)活断層?火山研究部門【研究部門長 伊藤 順一】 地震災害予測研究グループ 二宮 啓 研究員と九州大学【総長 石橋 達朗】 地球資源システム工学部門 辻 健 教授、池田 達紀 助教は、首都圏に設置された地震計データから、新型コロナウイルス感染拡大に伴う社会活動の低下を明らかにした。
 地震计には、地震动以外にも様々な振动が记録されている。本研究では、人间活动に伴って発生する振动が、コロナ祸において低下したことを明らかにした。第1回目の紧急事态宣言の期间、人為的な振动の强さが最も小さくなった。その后、日曜日の振动は平日と比较して、回復が缓やかであった。これは、経済活动が再开した一方で、多くの国民が自らの判断で余暇活动を自粛し続けたためだと考えられる。新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済?余暇活动の缩小を地震计データから可视化した。これは地震计データを人间活动のモニタリングに応用できることを示すものである。
 なお、本研究成果は英国のオープンアクセス電子学術誌「Scientific Reports」に2021年11月5日(イギリス時間)に掲載される。

図1 東京都の新型コロナウイルス新規感染者数(上図)と季節変動を除去した人間活動に伴う振動の強さの変化(下図)

论文情报

タイトル:
着者名:
Hiro Nimiya, Tatsunori Ikeda & Takeshi Tsuji 
掲载誌:
Scientific Reports 
顿翱滨:
10.1038/s41598-021-00063-6
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