Research Results 研究成果
東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所の西久保匠大学院生、酒井雄樹特定助教(神奈川県立産業技術総合研究所常勤研究員)、東正樹教授らの研究グループは、ニッケル酸ビスマス(BiNiO3)と鉄酸ビスマス(BiFeO3)の固溶体において、金属間電荷移動と極性?非極性転移という2つの異なるメカニズムが同時に起こることによって、温めると縮むという負熱膨張が増強されることを発見しました。
负热膨张材料は、光通信や半导体製造装置など精密な位置决めが求められる局面で、构造材の热膨张を打ち消した(キャンセルした)ゼロ热膨张物质を作製するのに使われます。今回の成果は、特性がより安定した负热膨张材料の设计につながると期待されます。
研究成果は11月18日付で米国化学会誌?Journal of the American Chemical Society?のオンライン版に掲載されました。