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Research Results 研究成果

光学活性キラル分子の新しい調製法を開発 ?医薬品や機能性材料の製造への応用に期待?

2019.07.29
研究成果Life & HealthPhysics & Chemistry

九州大学先导物质化学研究所の友冈克彦教授、井川和宣助教、河崎悠也特任助教らの研究グループは、キラル分子を光学活性体として得るための新手法の开発に成功しました。これは従来の光学分割法や不斉合成法とは一线を画すものであり、光学活性なキラル医薬品やキラル机能性材料の効率的製造法としての応用が期待されます。
 本研究成果は令和元年6月29日に日本化学会速報誌『Chemistry Letters』のオンライン版でEditor's Choice論文としてopen access形式で公開されました。なお本研究は日本学術振興会科学研究費(JP16H04113)の支援により行われました。

(参考図)動的不斉誘起法(DYASIN:ダイアシン)の概念図(Chemistry Letters誌の内表紙)

研究者からひとこと

今回、开発に成功した顿驰础厂滨狈法は従来法とは异なる概念に基づくものであり、光学活性キラル分子の新しい製造法として工业的応用も期待されます。また、自然界のホモキラリティー起源の解明を含む分子キラリティー科学の深化にも益すると考えられます。

论文情报

,Chemistry Letters,
10.1246/cl.190170

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