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Research Results 研究成果

冲縄岛北部の世界自然遗产地域から新种の植物を発见

「ヤンバルカラマツ」と命名
农学研究院
髙桥 大树 助教
2025.04.10
研究成果Environment & Sustainability

ポイント

  • キンポウゲ科植物のアキカラマツとされていた沖縄島の植物を、沖縄島北部(やんばる地域)に固有の新種であることを明らかにし、和名「ヤンバルカラマツ」(学名:Thalictrum yambaruense)と命名しました。
  • 形态比较や遗伝子解析の结果から、本种は台湾固有のタカサゴカラマツに近縁であり、アキカラマツとは全く异なる别种であることが明らかになりました。
  • ヤンバルカラマツの自生地は1地点のみで、生育个体数が50个体以下と极めて少ないことから、紧急の保全対策を讲じる必要があります。

概要

キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草アキカラマツは、ユーラシア大陆全域のほか、日本では北海道から本州、四国、九州に分布しており、1997年には冲縄岛北部(やんばる地域)の世界自然遗产地域からも报告されていました。しかし、形态比较や遗伝子解析などの结果から、冲縄岛北部の「アキカラマツ」は新种であることがわかり、今回、「ヤンバルカラマツ」として记载されました。本种は、冲縄岛の1地点からしか生育が确认されておらず、个体数も50株以下と极めて少ないことから、紧急の保全対策を讲じる必要性があります。

本成果は、東北大学大学院生命科学研究科 道本佳苗 大学院生、同大学学術資源研究公開センター?植物園 牧雅之 教授、伊東拓朗 助教らと、琉球大学 横田昌嗣 名誉教授、沖縄美ら島財団総合研究所 阿部篤志 室長、人間環境大学 藤井伸二 准教授、九州大学 髙橋大樹 助教、昭和医科大学 柿嶋聡 講師、国立台湾大学(研究当時、現:フィールド自然史博物馆) 游旨价 氏らによる共同研究によるものです。

本成果は、2025年3月28日に植物分类学に関する専门誌笔丑测迟辞迟补虫补にオンライン掲载されました。

ヤンバルカラマツの自生地

论文情报

タイトル:New Species of Thalictrum (Ranunculaceae) from Okinawa Island in Japan and Its Phylogenetic Implications
著者:Kanae Michimoto*、Masatsugu Yokota、Atsushi Abe、Shinji Fujii、Daiki Takahashi、Satoshi Kakishima、Chih Chieh Yu、Takuro Ito、Masayuki Maki
*责任着者:东北大学大学院生命科学研究科博士课程后期3年 道本佳苗
掲载誌:笔贬驰罢翱罢础齿础
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