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九州大学农学部附属彦山生物学実験施设が记録映画に

英彦山の自然と歴史を记録した贵重な映像 2025.05.19
お知らせ

ポイント

  1. 彦山生物学実験施設は、福岡県田川郡添田町にある英彦山(標高1199 m)の中腹(標高670 m)にある九州大学農学部の附属施設。これまで英彦山に生息する昆虫を中心とした生物の研究に寄与し、九大スタッフや学生、外部からの訪問研究者などによって利用され多くの研究成果があげられてきた。
  2. 当施设は、英彦山神宫宫司の高千穂宣麿男爵が明治33年に设立した昆虫学実験所がもとになっており、昭和11年(1936年)に九州帝国大学に移管され彦山生物学実験研究所として开设。その后数回名称が変わり、现在の施设名となった。
  3. 施设は座主院跡に设立されているため、雪舟式の庭园などとともに史跡としても重要。
  4. 今回、福冈市在住の映画监督児玉公広氏が约4年にわたって撮りためた施设での研究の様子や、歴史?文学などに関连する映像がまとめられ、记録映画として公开されることとなった。

概要

 彦山生物学実験施设は、昆虫を中心とした九州に生息する生物の特性を明らかにするために开设され、现在に至っています。开设后、约90年の间に30万点以上の昆虫标本が蓄积され、研究成果として様々な出版物が刊行されました。英彦山には多様な自然林が残されている上、実験施设で宿泊しながら长期间の调査が可能であることから、これまでにヒコサンオオズナガゴミムシなど50种を超える新种が発见されています。
 今回の记録映画では、英彦山に生息するオオカマキリモドキやアオタマムシなどの珍しい昆虫类や、九大のスタッフと学生や地元の昆虫爱好家による昆虫採集の様子の他、最初に昆虫学実験所を设立した高千穂宣麿男爵、英彦山に通って多くの俳句を咏んだ俳人杉田久女の逸话、座主院跡としての実験施设一帯の歴史的な価値などが绍介されています。

 なお、记録映画「九州大学彦山生物学実験施设」の试写会が以下のように予定されています。

日時:2025年6月21日(土)10:00?12:00, 14:00?16:00(2回上映)
场所:福岡アジア美術館あじびホール【福岡市博多区下川端町3-1】
日時:2025年6月29日(日)11:00?13:00, 15:00?17:00(2回上映)
场所:シネマハウス大塚【東京都豊島区巣鴨4-7-4-101】

※试写会会场が狭いため、定员になり次第缔め切らせていただきます。観覧をご希望の方は
 児玉監督(TEL:090-1515-3227     Mail: 蝉丑颈丑辞★辞谤补苍驳别.辞肠苍.苍别.箩辫)までご连络下さい。
 (※メールアドレスの★を蔼に変更してください。)

研究者からひとこと

古くから多様な昆虫が生息することが知られる英彦山に开设された九州大学彦山生物学実験施设は、约90年に渡って生物多様性を研究するモニタリングサイトとして利用されてきました。同施设は昆虫学を志す者にとって、昆虫の多様性だけでなく、日本の昆虫学の原点や歴史を体感できる贵重な场となっています。この记録映画をきっかけに、この施设が英彦山の自然と歴史の象徴となることを祈念しています。
(广渡俊哉)

左上:高千穂宣麿男爵  右上:現在の実験施設  左下:昭和11年開設当初の彦山生物学実験施設  右下:高千穂男爵が英彦山で採集した昆虫標本

お问い合わせ

農学研究院 廣渡 俊哉 学術特任教員
电话:090-3721-5364
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※メールアドレスの★を蔼に変更してください。