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大鵬薬品と九州大学 共有結合型薬剤の利点に着目し新規反応基開発を目指した共同研究を開始

2023.06.26
お知らせ

 大鵬薬品工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林 将之、以下「大鵬薬品」)と国立大学法人九州大学(所在:福岡県福岡市、総長:石橋 達朗、以下「九州大学」)は、標的タンパク質との共有結合型薬剤創製のための新規反応基を開発することを目的とした共同研究を開始したことをお知らせします。
 共有结合型薬剤はその作用メカニズムにより、従来の可逆的薬剤と比较して、薬効の増强および作用时间の延长などが期待できます。大鹏薬品では、标的となるタンパク质に存在する特定のアミノ酸(システイン)と共有结合する薬剤の创製を目的とした、システイノミクス创薬(共有结合型薬剤创製技术)を推进してきました。この技术によって复数の自社パイプラインの创製につながっており、2022年には贵骋贵搁阻害剤の承认を米国で取得しています。一方、九州大学では、共有结合型薬剤の利点に早くから着目し、独自の新规反応基の开発に取り组んできました。これまでに、これらの反応基を用いた、がん治疗薬や感染症治疗薬の开発を行い、强い薬効と优れた标的选択性を併せ持つ复数の共有结合型阻害剤を见いだすことに成功しています。
 大鹏薬品と九州大学は、両者が得意とする创薬技术を融合させ、特定のアミノ酸に対する新规反応基の开発に関する共同研究契约を2023年3月に缔结しました。この共同研究により、标的タンパク质の拡张や新しい共有结合型薬剤の提供につながることが期待されます。

 大鵬薬品の取締役 開発?MA 部門管掌、研究部門担当の相良 武は、「九州大学との共同研究を通してシステイノミクス創薬を拡張することで、これまで創薬が困難とされていた疾患に対する薬剤を創出することが可能になると考えています。私たちは、引き続きシステイノミクス創薬を推進し、アンメット?メディカル?ニーズの高い領域に新薬を届けられるよう尽力してまいります。」と述べています。

 九州大学大学院薬学研究院の王子田 彰夫教授は「大鵬薬品との共同研究により我々が行っている共有結合型薬剤の創薬化学研究をさらに発展させることが可能になると考えています。大学研究人の持つ発想力を生かし、大鵬薬品との協働を通じて、優れた医薬品の創出に貢献できるよう努力していきます。」と述べています。

【システイノミクス创薬について】
システイノミクス创薬は、システインを有する多様な标的タンパク质に対して共有结合型薬剤※を连続的に生み出すための大鹏薬品独自の创薬技术です。システイノミクス创薬基盘は、标的タンパク质データベース、共有结合型化合物ライブラリー、各种化合物评価システムなどから构成され、これまでに复数のパイプラインを创製した実绩があります。
※共有結合型薬剤とは:標的タンパク質と共有結合を形成してその機能を不可逆的に制御する医薬品。タンパク質のポケットに結合する部分 (リガンド) と特定のアミノ酸に共有結合する部分(反応基)から構成されている。

お问い合わせ

薬学研究院 教授 王子田 彰夫
电话:092-642-6596
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