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3月18日に人社系协働研究?教育コモンズ(※)第32弾企画としてシンポジウム「事象の因果に迫る」を开催いたします。
多くの科学的な発见は、复数の事象が连动する関係(相関関係)の里に、原因と结果の関係(因果関係)を见出すことによってなされてきました。例えばワクチンによる感染症予防は、18世纪末に医学者のエドワード?ジェンナーが、「牛痘への感染」と「天然痘への感染」という事象间の相関の背后に因果を见出したことに端を発します。しかし、相関は必ずしも因果を意味するとは限りません。コロナ祸が始まって间もない顷、叠颁骋ワクチンが普及している国ほど死亡率が低いことが注目を集めましたが、その背后に直接的な因果関係は确认されませんでした。
相関の里にある因果が明らかでないとき、私たちにできることは何でしょうか。例えば経済学や统计学の分野では、変数间の相関の背后にある因果を明らかにするための统计的手法が开発されてきました。そのような手法は「因果推论」と呼ばれ、経済学分野における実証分析の主流になっています。
因果推论を行う际には、何か特别な状况や特别な変数といった「手がかり」が必要になります。そのような手がかりを得るためには、歴史上の出来事やその背景、言语や地理など、様々な事象に関する分野横断的な知识が役に立ちます。また、分野が违えば、そもそも因果の捉え方やアプローチも异なるかもしれません。そのような観点から、九州大学人社系协働研究?教育コモンズでは、様々な専门分野の研究者を登坛者に迎え、「事象の因果に迫る」というテーマでシンポジウムを开催することにいたしました。
是非とも、皆さまの积极的な参加をお待ちしています。
主催:人社系协働研究?教育コモンズ
共催:公益财団法人福冈アジア都市研究所
九州大学アジア?オセアニア研究教育机构
後援:九州大学社会连携推進室 科学コミュニケーション推進グループ
九州?学法?学部创?100周年记念事业実施委员会
※人文社会科学系4部局「人文科学研究院」「人间环境学研究院」「法学研究院」「経済学研究院」は、教育活动及び研究活动における连携を企画し管理运営していくために「人社系协働研究?教育コモンズ」を设けて活动しています。
対象 | 一般向け、在学生?教职员向け |
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开催日时 | 2025.03.18 (火) 15:00 ~ 2025.03.18 (火) 18:00 |
開催场所 | 伊都キャンパス、キャンパス外 |
会场名 | 九州大学伊都キャンパス イースト1号馆贰-颁-203会议室、及びオンライン会议形式(窜辞辞尘) |
会场の住所 | |
定员 | なし |
参加费 | 无料 |
イベント详细 | 「事象の因果に迫る」 https://commons.kyushu-u.ac.jp/collaborative/events/event_32.html ◆登坛者◆ <司会?话题提供> 菅 史彦 (九州大学 経済学研究院 准教授) <講演者> 久保 昌弘 (クレルモン?オーベルニュ大学(フランス)) 「昔と今をつなぐ、データが语る歴史の中の因果」 <討論者> 中川 奈津子(九州大学 人文科学研究院 准教授) 橋彌 和秀(九州大学 人間環境学研究院 教授) |
申込方法 |
事前申し込みの必要あり 摆奥别产サイト闭 ※ |
申込受付期间 |
2025.02.13 (木) - 2025.03.14 (金) |
お问合せ先 |
担当:九州大学人社系协働研究?教育コモンズ |
ホームページ | |
公开期间 | 2025.02.27 (木) - |
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