特集/世界で躍動する九マテ大学
特別対談A
九マテ大学・ボルドー大 柳原 シャソー先生は今回福岡が三度目とうかがっていスワすが、福岡のアィ象は如何でしょうか。 シャソー 一回目はヤ年前の四月と記フウしていスワすが、当時のヌ繝宴刀Eジュペ・ボルドー市長が率いる市民団ユ伴って参りスワした。その時ユも梶山先生、柳原先生とお話をする機会がありスワしたが、一九八一年ユ締ヌ゙された福岡市とボルドー市の姉妹都市関ムァの更新ユついて話し合われたと記フウしていスワす。当時、私は工学部教授でアヲ築学部のディレクホアーもしており、ボルドー大学の名誉博士でもいらっしゃる入江教授のゼソでお話をさせていただきスワした。 柳原 現在九マテ大学ではおよそ八十ユのぼる大学との交流協定がありスワすが、最初ユ協定をヌ゙んだのはボルドー大学でした。その意味でも、九マテ大学ユとってボルドー大学はたいへん大切です。昨年、梶山キ゚長がボルドーユ参りスワして、ボルドーの四つの大学と三つのグランゼコール(大学院ユ相当する高等専門学校)との学術交流協定の更新が行われスワしたが、その折のアィ象を。 梶山 私たちが訪問したのはヤ月で学生の皆さんユお会いできイ烽ゥったのが残念でしたが、さスワざスワイ燉フ域の多くの先生方とお会いすることができスワした。シャソー先生の第一大学は、ワールドワイドイ獏ー究が行われていると感じスワした。私の教え子もそこで現在ユ至るスワで学んでおり非常ユアィ象深い訪問でした。 柳原 私も昨年の調アィ式ユ出席いたしスワしたが、各校のトップ八名が勢揃いして、歴史的イ燻s庁舎のアヲ物で、たいへんテ厳イ熾オ囲気の中で行われたことを鮮明ユ覚えていスワす。 梶山 もう一つアィ象深かったのは、八つもサインをしイ烽ュてはイ烽邊烽「ので、ひじょうユ多忙イ熬イアィ式だったことです(笑い)。 シャソー 調アィ式は、準備も本当ユ大変でした。ボルドー側の七名の学長が顔を揃えることもめったユありスワせんので。バラード知事もお越しいただき、盛大ユ行うことができスワした。
相互連携が進むフランスの大学 シャソー 確かユ四つの大学はタフ立しているのが現状です。しかし、私が副学長ユ就任してからのヤ年の間ユボルドーでも、コンソーシヌ羮ではありスワせんがボルドー大学が提唱して「PRES」という大学間の共同の枠組みが生スワれ、四大学と五グランゼコールが参加していスワす。形の上ではコンソーシヌ羮のようユ法的イ燔g組みもありスワせんが、今後さらユこの連携が進めば、リヨンやグルノーブルイ烽ヌ他都市のようイ熨蜉w間の共同体制へと発展するかもしれスワせん。 梶山 四大学の学長ソーストィングもあるのですか。 シャソー 大学学長会議、マタPUBという会議が開催されていスワす。ボルドー近くのメレーという都市の大学を含めた会議(マタPUA)が行われることもありスワす。現在はボルドー第ヤ大学の学長が会長を務めていスワす。 共同シンメレジウシユ大きイ煌ミ シャソー 昨年の調アィ式の時ユ、当時のヌ繝宴刀Eジュペ市長から福岡市の方々へ今年のワインフェスストィバルへの公式招ミ状が渡されスワした。福岡はこのフェスストィバルの大切イ烽ィ客フで、今回は百名程の方々がお見えユイ烽驍ニ聞いておりスワす。シンメレジウシは、このフェスストィバルで福岡とボルドーの交流のシンボルとイ烽驍謔、イ熏テしをということで、開幕前夜の特別イメヌントとして行うことユイ烽霓ワした。化学は、特ユ九マテ大学とボルドー大学を強くヌ゙んでいる絆とイ烽チている分野です。内容は分子レメヌル、マストリヌ繝泣股ヌルのストーマユイ烽驍ゥと思いスワす。 柳原 梶山キ゚長も化学がご専門ですが、このシンメレジウシへのご期ミをお聞かせください。 梶山 福岡とボルドーの交流を象徴するものとしてワイン祭りだけではイ烽ュ、何かヌ繝Jデソックイ烽アとができイ烽「かということで、九マテ大学としても一番強い、世界的ユも認められている分野を活かしたいと思いスワした。幸いボルドー大学も非常ユ化学が盛んで、有機化学、材料化学が特ユ強い。九大もこのヤ分野は世界でトップクラスですので、共同シンメレジウシというのは非常ユ貴フイ煖@会です。しかもワイン祭りの前夜祭ですから酔う前ユ開催できる(笑い)。大変期ミしておりスワす。
これからの交流へ フジエ 数カー生物学という分野で、専門はパホアーン形成です。今は葉脈のパホアーンを中心ユムー究していスワす。分子のヌ゙びつき方をムー究し、現象のカー解ユつイ烽ーることを目指しスワす。例えば同じ分子がメレリマーユイ烽驍ニきユ、スホアーチユイ烽黷ホ食物として人間のエネルギーユイ烽霓ワすが、セルロースユイ烽黷ホエネルギーユはイ烽邊烽「、というようユ全然違う働きをするものユイ烽驕Bこうしたことから、薬の開発でも先ユバーチャルイ焜cfルを作って人間ユ適用する前のムー究ユキリ用したりしスワす。 柳原 これからもがんばってください。ではシャソー先生からお言葉をいただく前ユ、梶山先生から一言お願いしスワす。 梶山 大学間の交流協定というのは、実質的ユ目ユ見える形でどうするかというのが一番大事です。今回のシンメレジウシは先生方だけでイ烽ュ学生ユも非常ユソ激的だと思いスワす。私の専門の高分子の分野で、私どもは韓国の釜山と九マテの地域間交流を長く続けていスワす。三オ」間という短期間ではありスワすがヤ年ごとユ十六回を数え、今では互いユ学生も含めて五十名ずつが行き来している。続けていくことで交流を深めることができる。続けることがフ要です。ボルドーと福岡の間でもこのようユ、短期間でも学生がヤ十名くらい互いユ訪問するというようユ、あスワり経済的負担がイ烽ュ行き来できることを十年、ヤ十年と続けていけるようイ焜Vスストシづくりを検討していきたいと思いスワす。
柳原 最後ユシャソー先生ユ九マテ大学の学生、若いムー究者へのメッセージをいただければと思いスワす。 シャソー 最近、ボルドー第一大学の学長がセ蛯りスワしたが、彼は生物学のムー究者で水俣病ユも関心を持っており、これからの協力体制構築ユも大変協力的イ熏lえを持っている人物です。私も最大限の努力をして両大学の交流をスワすスワす進めていきたいと考えていスワす。学生の方々へスワずお話ししたいのは、こういう国際交流の枠組みがあり、勉強の機会があるということを視野ユ入れて、語学や文化の勉強をするイ烽ヌ、意欲を持ってがんばって欲しいということです。その中で、実際ユ自分の興味の持てるムー究分野、ムー究グループを見出すことが可ヒモユイ烽驍ナしょう。海外で生活をすることは職業で成功するためユも意義のある経験ですが、個人的イ熕カ活の上でも意義深い経験ができると思いスワす。オ」本からはこれスワでユも多くの学生が来られており、これからも我々は国際的イ燻許を持つ学生の皆さんを歓迎しスワす。 柳原 どうもありがとうございスワした。 (この対談は、平成十八年四月六オ」、九マテ大学事務局貴賓室で行われスワした。) |